アクセントクロスの選び方
基本的にお部屋全体の壁紙は白系が多いと思います。
部分的に、アクセントの壁紙を貼ることで
お部屋の印象を変えるアクセントクロスの選び方についてご紹介致します。
こちらは、宿泊施設のお部屋の一部をアクセントクロスで変化をつけた写真です。
家具・タイルカーペット・アクセントクロス・照明・カーテンの
コーディネートをさせていただきました。
まずは、お部屋のテイストを考えることです。
シンプルでいくのか、ナチュラルでいくのか、モダンでいくのかなど
自分の考える空間のコンセプトを考えていきます。
雑誌などを参考にしていただくのもいいですね。
続いては、お部屋のアクセントを考えます。
必要かどうかも含めて。
アクセントクロスを使わないということも選択肢のひとつです。
カーテンなのか、照明なのか、カーペットなのか、家具なのか、壁紙なのか。
今回は、アクセントクロスが際立つようにセレクトした場合です。
宿泊施設ということもあり、写真映えを考えます。
ちなみに、
こちらはアクセントクロスを使っておりますが、
白黒というシンプルなデザインでもあることから
ペンダントライトがアクセントになっている事例です。
お部屋に入ってから
一番最初に目がいくポイント。
フォーカルポイントを見つけることです。
お部屋に入って写真を構えた時、
どこから写真を撮ると一番よく見えるかを考えます。
図面からそれを判断するのは難しいという方も多いと思いますが、
モデルハウスなどを見に行くときには、そのような視点で見学に行かれるのもいいと思います。
アクセントクロス=1面貼替えということではありません。
2面でも大丈夫ですし、全面貼替えでもOKです。
壁が広い部分がアクセントということでもありません。
バランス次第です。
実際に壁紙を選ぶ時は、
今回のテイストと自分の好きな壁紙が合っているのかということです。
この壁紙は好きだけど、今回のテイストとは違うという時は、候補から外します。
どうしてもこの壁紙が使いたいけどテイストにはちょっとという時は、
トイレや寝室などは
好きな壁紙でもいいと思いますね。
比較的自由度が高い空間です。
サンプルを並べて、調和しているかを確かめることも大事です。
なんか浮いてるなと思ったときは、
もう一度選定しなおしてもいいと思います。
または、天井にアクセントクロスを使うということも
空間に変化をつけやすい方法のひとつです。
柄がなくても色だけで
イメージが変わります。
だいたいは白の天井が多いですからね。
その他には、印象を決める色。
特にトーンについても、選ぶひとつの材料にしていただければと思います。
トーンには、それぞれ意味がございます。
意味にあったトーンの色が使われている壁紙を選ぶということも
空間の印象をつくるのに良い方法です。
参考にしてみてください。
mics interior coordinator nishikaze