中古マンションの価格は上昇する?
今日も気持ちのいい朝でした。
昨日もリノベーションのご相談がありました。
昨年、ご購入された中古マンションのリノベーションを
お考えの方でした。
お話をうかがっていて、わかったことは
そのマンションにそのまま住み続けるか、貸すか、売却するか、
というお悩み。
たまたま、そのうちのひとつの選択肢として、
リノベーションをしたら、どうなるのか、ということで
ミックスにご連絡いただきました。
中古マンションを購入したり、リフォームしたり、という経験をされ、
今回、賃貸に出したら、どうなるのかと、いろんな不動産会社に
ご相談されたようですが、どこもいいかげんな対応ばかりだったそう。
これも何かのご縁かと思い、これからの暮らしをシアワセいっぱいに
してもらいたいので、大きな方針を出す(選択)ためには、
いろんな準備が必要なことをお伝えし、少しずつ一緒に進めていく
ことになりました。
マイホームを手に入れたいと考えている方にとって、
本当の味方になってくれる人って、残念ながらいないんですね。
最近、「住まい選びのコンサルティング」という新しいサービスをはじめて
一年くらいになりますが、出会ったほとんどの方がおっしゃるのが、
だれに相談していいか、わからなかったということ。
不動産屋さん? リフォーム屋さん? 工務店さん?
みんな、家がほしい人の味方のはずが、そうではない。
ミックスの住まい選びのコンサルティングは、
お客様のご要望やお悩みなどに応じて、すべてワンストップで
お話をすすめられるのが、いいみたい。
常にお客様の横にいて、理想の住まいを手に入れるまで
全力でサポートし続ける、パーソナルなサービスを
お届けしたいと考えています。
お客様からの「ありがとう」という感謝の言葉が
なによりも嬉しいです。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題の中古マンションの
価格についての考察を。
中古価格は確かに築年数や間取り、設備などの現状を項目ごとに
査定することで、価格をつけることができます。
しかし、マーケットは常に動き、変化しています。
まず、新築マンションの動向は?
過去の札幌市内での新築マンションの供給数は
平均して年間4000戸程度。 1万戸を超えた年もありました。
では、そのときの価格は、どうかというと、
エリアによって違いはありますが、坪当たり90万円から100万円程度。
24坪程度の3LDKが2500万円以内で購入できていた時代。
さらに、競争も激しかったので、裏では大きな値引販売が当たり前。
それが、姉歯構造偽装事件やら、リーマンショックやらを経て、
札幌のマンションマーケットは大きく変わっています。
現在の年間の供給数は1000戸台。
売れ残った完成済み在庫がほとんどゼロの状態。
さらに、東日本大震災の影響や、建設業に携わっていた人が転職して、
人出不足の状態が続き、建築資材の値上げなども重なって、
いままで、新築マンションを陰でささえていた建設会社の安値受注が
不可能になっているのです。
当然、建築費が上がることで、販売価格も確実に上がっています。
今までであれば、販売価格が上がると、売れ行きは鈍るもの。
ところが、需給バランスや、金利動向、消費税アップ前の駆け込み、
さらにはアベノミクス効果?などなどの要因で、
新築分譲マンションは売るものがないくらい、
好調に販売が進んでいます。
では、価格が高くなった新築マンションを買えない人、
また、最初から中古マンションを購入してリノベーションしようと考えている人は、
中古マンションを探します。
新築の価格が上がっているので、中古マンションの価格が
相対的に割安になって売れていきます。
でも、売り物件が無尽蔵にあるわけでもないわけで、
需要が伸び、供給が追い付かない。
中古ということで、新築との価格差を意識しなくても
新築に比べれば、十分割安感があるわけで、
じわりじわりと中古マンションの価格も上がっている。
正確に言うと、中古物件も価格を高くしても売れているという
状況なのです。
不動産会社が行う査定など、マーケット環境が変われば、
同じ物件でも査定価格は変わるのです。
不動産業界はなぞだらけ。
何を信じれば、だれを信じればいいのか、わからない。
もっと、もっと、身近な存在にならないとダメですね。
ミックスの「住まい選びのコンサルティング」
ご相談は無料です。お気軽にどうぞ。
0120-551-394