内窓サッシ交換で結露対策
今年の冬は例年以上に寒い日が続いているせいか、
築10年以上のマンションにお住まいの方から、結露でお悩みのご相談が増えています。
今回は、シングルガラスの内窓をペアガラスに交換した事例のご紹介です。
現地を見せていただくと、窓ガラス全体が結露状態。
北向きのお部屋は、その影響でクロスまで剥がれてきていました。
換気はきちんとされていますが、やはり窓の近くに立つと冷気を感じたので、新しいペアガラスへの交換をおすすめしました。
工事は、半日程度で4つの内窓をすべて交換。
既存の内窓を撤去する際に、サッシの下地を確認したら、かなり濡れていましたが、
強度的には問題なし。
このまま放置していたら、腐ってきて大がかりな工事になっていたかも。
今回はさらに気密性を高めるために、クレセント付の内窓サッシにしました。
交換完了後に窓近くに立っても、冷気を感じることはありませんでしたので、気密性が高まったと思います。
後日、訪問して状況をお聞きしたところ、
まったく結露がなくなった!と喜んでいただきました。
暖房温度の設定を2℃ほど下げても、お部屋の暖かさは変わらないそうで
省エネにもつながっています。
結露の原因はさまざまで、建物ハード面の問題ばかりでなく、
生活のしかたなど、住まい方に原因があることもあるので、難しい問題です。
内窓をペアガラスに交換しただけで、うまく結露防止につながるかどうか、気になっていましたが、
うまくいってホッとしました。
これまでお客様は、結露対策で窓近くに置く、電気ヒーターを買ったり、
明け方は寝ていると顔が冷たくなったとおっしゃっておられましたが、
こんなことなら、早く頼めばよかったと少し後悔されていました。
ちょっとしたリフォームで生活環境を改善できて、快適な暮らしが実現できるのに、
どこに相談したらいいのか、わかならい。
そういう方、多いですね。
きちんとしたアドバイスをすることも我々の役目だと思っています。
結露でお悩みの方、お気軽にご相談ください。
ちなみに、今回のお客様から、さらに嬉しいお話がありました。
同じマンションのお友達に内窓サッシ交換のことをお話したそうで、
そのお友達も結露でずっと悩んでいたとのこと。
さっそく、ご紹介をいただきました。
ありがとうございます。