築30年戸建リノベーションはじまる。(その4) 空間のつながりにこだわる。
今回のリノベーションをプランニングする際に大切にしたことは、
空間のつながりです。
前回ご紹介したリビングの吹抜空間もそうですが、
ほかにも、「空間のつながり」を実現するためにプランニングしたところが
ありますの、ご紹介させていただきます。
ひとつめは、以前リビングを中心にあった2つの和室は
寝室(洋室)と物干しスペースに変わる予定ですが、
建具を設けずに、空間は途切れることなく、つながっています。
しかし、すべてオープンというわけではなく、なんとなく人の気配が
感じられるようなそんな空間構成です。
(Before) リビングのとなりにあった2つの和室
左:和室からリビングを見る。(入口は引き戸です)
右:キッチン右側のドアを開けると和室です。
2つ目は玄関とキッチンに利用予定のガラスブロック。
玄関は以前は欄間付のガラス入りの引き戸で、明かりは十分ですが、いかにも寒そうな感じ。
天井高の関係で欄間付の玄関ドアが入らなかったので、
玄関脇の廊下の窓からの採光しかない状態に。
そこで、下足入れをカウンタータイプにして、その上の壁に
ランダムに5つのガラスブロックを埋め込む予定で、
玄関の印象はかなり変わると思います。
リビングとつながっているその壁からは、直接陽があたるわけではないですが、
柔らかな光が漏れてきます。
(Before) 旧玄関 いかにも築30年といった感じですね。
(工事中) 断熱材を入れ替えて、ガラスブロックの位置を決めたところです。一見ランダムに見える5つのブロックには実は意味があるんです。
同じように、キッチンとユーティリティの間の壁もガラスブロックを利用しています。
(Before) 旧キッチン 位置も90度移動します。
(工事中) キッチンの裏側にはユーティリティ。 ユーティリティからキッチン側の壁を見る。
キッチン側から見るとどうみえるか、楽しみですね。(キッチンがセットされたら、写真をアップします。)
まだ、工事途中でイメージがわかる写真が少ないのが残念ですが、完成までお楽しみに。
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ただ今までの家の内装をきれいにするだけでなく、
間取りを自分の暮らしの合わせてプランニングするのは、
とても楽しい作業です。
どうなるか、頭の中で想像力を膨らませて、期待と不安が
交錯します。
プロセスが楽しければ、
できあがった空間は目の前に見えるモノ以上の価値があるはずです。
そんな作業のお手伝いをするのが、我々の仕事です。
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