コラム
新築なのに、なぜかおしゃれに見えない。その原因は〇〇かもしれません…
新築住宅やマンションへの入居。
完成した部屋を見ると、「なんかおしゃれに見えない」
そんな違和感を感じることがあります。
実はこれ、家具の価格やセンスだけが原因ではありません。
〇〇の正体は、家具(インテリア)を一つずつ選んでしまうことかもしれません。
一つひとつは素敵なのに、なぜかまとまらない
ソファは家具店で気に入ったもの。
ダイニングテーブルはネットで見つけたもの。
照明はSNSで見て素敵だったもの。
カーテンは最後に部屋の色に合わせて選ぶ。
一つひとつを見ると、どれも気に入っている。それなのに、同じ部屋へ置いてみると、どこかまとまりがない。
これは珍しいことではありません。
インテリアは、家具単体のデザインだけで決まるものではないからです。
色や素材はもちろん、大きさ、高さ、形、家具同士の距離、何も置かない余白まで含めて、部屋全体の印象が決まります。
たとえば、大きなソファと存在感のあるダイニングセットを近くに置けば、それぞれは素敵でも窮屈に見えることがあります。
反対に、広いリビングに小さな家具ばかりを選ぶと、どこか寂しく見えてしまうこともあります。
「置けるサイズ」と「きれいに見えるサイズ」は、同じではありません。

高い家具を買えば、おしゃれになるわけではない
「せっかくの新築だから、家具にもお金をかけよう」
そう考える方も多いと思います。
もちろん、上質な家具には素材や座り心地、耐久性など、それぞれの良さがあります。
ただ、高価な家具を並べれば、自然とおしゃれな部屋になるわけではありません。
大切なのは、その家具がその部屋の中でどう見えるかです。
ソファとセンターテーブルの高さは合っているか。
ダイニングチェアを引いたときに窮屈ではないか。
カーテンの色やボリュームが家具と調和しているか。
照明をつけたとき、部屋全体がどのように見えるか。
こうした関係を見ながら選んでいくと、違うブランドの家具を組み合わせても統一感をつくることができます。
反対に、同じブランドで揃えても、部屋の広さや内装とのバランスが合わなければ、思っていた印象にならないことがあります。

家具を探す前に、部屋全体を見てみる
新築の間取りが決まると、ソファやダイニングテーブルを探したくなります。
そこで、すぐに商品を探し始める前に一度確認したいのが、部屋全体です。
床はどんな色なのか。
建具は明るい木目なのか、濃い木目なのか。
窓の大きさや位置はどうなっているのか。
そして、家具を置いたあとにどのくらい余白が残るのか。
床や壁、建具は、家具よりも大きな面積を占めています。
そのため、家具だけを見て「好き」と判断するより、もともとの内装との相性まで考えた方が、完成したときの違和感を減らせます。
自分で家具を選ぶ場合は、気になる家具の写真を保存するだけでなく、床・壁・建具の写真と並べて見てみるのもおすすめです。
色や素材の方向性が合っているか、意外と分かりやすくなります。

暮らし方によって、正解も変わる
見た目だけでなく、そこでどう過ごすかも家具選びには関係します。
家族でテレビを見る時間が長いなら、ソファでの過ごしやすさは大切です。
友人を招くことが多ければ、座る場所やダイニングとの距離も考えたいところ。
家で仕事をするなら、生活空間と仕事をする場所のバランスも必要になります。
写真では素敵に見える家具配置でも、自分たちの生活に合うとは限りません。
micsでは、家具を選ぶ前に、お客様がその部屋でどんな時間を過ごすのかを確認します。
そのうえで、必要な家具の大きさや配置、照明、カーテンなどを考えていきます。

新築だからこそ、最初に全体を考える
新しい家には、これから家具、照明、カーテン、ラグ、小物など、さまざまなものが入ってきます。
一つ買うたびに次を考える方法もありますが、最初に部屋全体の方向性を決めておくと、商品を選ぶ基準ができます。
「この家具は素敵か」だけではなく、
「この部屋に必要か」
という視点で判断できるようになるからです。
また、家具や照明の中には、注文してから納品まで2か月以上かかる商品もあります。
新築住宅やマンションの場合は、入居日から逆算して準備することで、引っ越したあとに家具がなかなか揃わないという状況も避けやすくなります。
まとめ|〇〇の正体は「家具」ではなく、選び方かもしれません
新築なのに、なぜかおしゃれに見えない。
その原因は、家具そのものではないかもしれません。
一つひとつを別々に考えるのではなく、部屋の広さ、内装、家具のサイズ、照明、カーテン、そして暮らし方までつなげて考えてみる。
それだけでも、家具選びの基準は大きく変わります。
micsでは札幌市内・近郊を中心に、新築住宅やマンションのインテリアコーディネートをご提案しています。
家具を購入したあとではなく、「何を選べばいいんだろう」と迷い始めた段階でもご相談いただけます。
せっかくの新しい住まい。
一つひとつの「好き」を集めるだけで終わらせず、毎日過ごしたくなる一つの空間として考えてみませんか。
